WEBデザインは“色”で印象の8割が決まると言われます。
しかし、初心者ほど「なんとなく」で色を選んでしまい、まとまりが出せません。
この記事では、今日から迷わなくなる配色の基本・考え方・実践方法をわかりやすく解説します。
配色の基本原則を知ることがデザインの安定につながる

配色は感覚より“ルール”で整える方が圧倒的に安定します。
ここでは、WEBデザインに必須の基礎知識をまとめ、色選びの土台を固めます。
色相・彩度・明度の違いを理解する
配色で最初に覚えるべき概念が**「色相・彩度・明度」**です。
この3つを理解していないと、色が合わない理由がわからないまま迷い続けます。
| 要素 | 説明 | 効果 |
|---|---|---|
| 色相 | 赤・青・黄色などの”色味” | 印象を方向付ける |
| 彩度 | 鮮やかさ | 元気・落ち着きの雰囲気を決める |
| 明度 | 明るさ | 読みやすさ・コントラストの基準 |
色のズレは多くの場合、この3つのどれかが合っていないのが原因です。
トーンをそろえるとWEBデザインが一気に整う
配色で最も重要な考え方が、「トーンの統一」。
色を複数使うときでも、“同じムードの色” を揃えるだけで統一感が生まれます。
- 落ち着いた雰囲気 → グレイッシュ/ダルトーン
- 高級感 → ダークトーン+アクセント1色
- 爽やか・軽さ → ライトトーン中心
“世界観を1つにまとめる”=トーンをそろえることと覚えておけばOKです。
WEBデザインで色を決めるときの基本ステップ

初心者が迷わないために、色決定の黄金フローを紹介します。
ベース・メイン・アクセントの3色構成が基本
WEBデザインは**「3色で組み立てる」と失敗しません。**
| 役割 | 説明 | 使用比率 |
|---|---|---|
| ベースカラー | 背景・余白を作る | 70% |
| メインカラー | 全体の印象を決定 | 25% |
| アクセントカラー | 強調・視線誘導 | 5% |
特にアクセントは1色に固定すると、デザインが崩れません。
ブランドの性質から色を逆算する
色選びは雰囲気で決めると必ず破綻します。
大事なのは、“ブランドの目的” から選ぶこと。
例として——
- 美容室 → 黒・ダークグレー・ゴールド
- カフェ → ベージュ・ブラウン・オリーブ
- アクセブランド → 白・黒・金
配色のセンスを安定させるための考え方

配色は再現可能なスキルです。ここでは“崩れない思考法”をまとめます。
ニュートラルカラーを使うと失敗しない
白・黒・グレー・ベージュなどの無彩色・低彩度色は、どんなデザインも支える万能色。
WEBデザインでは読みやすさの要なので、特に重要です。
- ホワイト → 清潔感・ミニマル
- ライトグレー → 読みやすさUP
- ベージュ → 柔らかさ
- ブラック → 高級感
“主役はメインカラー、ベースは舞台” この意識があるだけで設計が変わります。
アクセントカラーは必ず1色に固定する
よくある失敗が、アクセントカラーを増やしすぎること。
アクセントが複数あると、視線が散り、デザインの方向性が不明確になります。
心理効果から色を選ぶと説得力が増す

色には心理的な印象があり、WEBデザインの目的と直結します。
色の心理効果を理解して選ぶ
代表的な印象は以下のとおり。
| 色 | 印象 | 向いているサイト |
|---|---|---|
| 青 | 誠実・信頼 | クリニック・企業 |
| 緑 | 安心・自然 | カフェ・美容 |
| 赤 | 行動を促す | LP・イベント |
| 黒 | 高級・重厚 | サロン・ブランド |
心理効果を知っておくと、“色選びの言語化” ができるので設計がブレにくくなります。
同じ色でも濃淡で印象は大きく変わる
赤1つでも、彩度と明度で印象がガラッと変わるのがポイント。
- 高彩度 → 元気・活発
- 低彩度 → 落ち着き
- 高明度 → かわいさ・やわらかさ
「色を変える」よりも、“濃淡で調整する”のがプロの手法です。
WEBデザインにおける失敗例と回避法を知る

ミスの原因がわかると、デザインの質は一気に上がります。
色数が多いと統一感がなくなる
特に初心者がやりがちなのが、色を増やしすぎること。
- ボタンごとに違う色
- 見出しの色が毎回違う
- 背景色も増えがち
解決策は**“3色+グレー”で構成すること**。
これだけで全体の世界観が一気に整います。
背景と文字色のコントラスト不足
読みづらさはユーザー離脱の最大の要因です。
背景色と文字色は明度差をしっかり取るのが鉄則。
配色に迷わないためのツールと実践方法

考えるより、良い配色を“見る・真似る”方が上達が早いです。
配色ツールで色の組み合わせを学ぶ
特におすすめのツールは以下です。
- Adobe Color
- Coolors
- Happy Hues
- Color Hunt
ただ使うだけではなく、
「なぜこの色なのか?」を観察する姿勢が上達の近道です。
良いWEBデザインをストックして分析する
保存したデザインは“眺めるだけ”で終わらせず、以下を分析します。
- ベースカラーは何色?
- アクセントはどこ?
- トーンは統一されている?
この習慣が、配色の引き出しを劇的に増やします。
【まとめ】配色の基本は“3色構成+統一感”がすべて

配色はセンスではなく理論と型で整えるスキルです。
ベース・メイン・アクセントの3色構成を守り、トーンを合わせ、心理効果で目的に寄せていくとデザインは一気に整います。
色数を増やしすぎず、コントラストを意識するだけで、WEBデザインは驚くほど洗練されます。
「今日の学び」

この記事を書きながら、配色は色を選ぶ作業ではなく「整える行為」なのだと感じました。
色が揃うと、余白も呼吸をはじめるように落ち着きます。
派手さはなくても、静かに効いてくる力があるのだと思いました。
必要なものだけを置いていくと、デザインが自然と澄んでいく気がしました。
これからも迷ったら、まず余白と色の関係を見直していきたいです。
今日の学びは、その静かな変化に気づけたことでした。
少しずつ、整えていきます。
読んでくれて、ありがとう。
デザインのこと、日々の気づきのことをまとめています。
余白の美しさと、考える時間を大切にしています。
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