ブルータリズムWebサイトおすすめ6選 #1|本当に好きなサイトを厳選

ブルータリズムのWebサイトが好きで、これまでかなりの数を見てきました。

ただ、ブルータリズムなら何でも好きなわけではありません。

派手な色を使えばいいわけでも、巨大な文字を置けばいいわけでも、レイアウトを崩せばいいわけでもないと思っています。

私が惹かれるのは、その表現に意味があり、サイト全体にひとつの世界ができているものです。

今回は、その中でも本当に好きなブルータリズムWebサイトを6つ選びました。

それぞれ「ブルータリズム度・暴力度・世界観・実験度・好き度」の5項目でも評価しています。

※星の数はサイトの優劣ではなく、私が感じたブルータリズムの特徴を表したものです。

掲載しているWebサイトについて

この記事で紹介しているWebサイトは、記事執筆時点で閲覧できたものを掲載しています。

サイトの更新・閉鎖などにより、現在は閲覧できない場合や、記事掲載時とはデザイン・内容が変更されている場合があります。

また、ブルータリズムや実験的なWebサイトの特性上、突然音が再生される、強い点滅やアニメーションが表示される、一般的なWebサイトとは異なる操作や挙動をする場合があります。

外部サイトへのアクセスは、ご自身の判断・環境でお願いいたします。

色も文字も世界観も強いブルータリズム

まずは、画面を開いた瞬間から強烈な世界へ連れていかれるブルータリズムです。

色、文字、写真、動画。使っているものは違っても、どちらも「強さ」がそのまま世界観につながっています。

1. 99% Off Sale

参考:https://www.99percentoffsale.com/

私が一番好きなブルータリズムWebサイトです。

真っ赤な画面、乱暴な文字、写真、動画。どこを見ても強烈です。

さらに好きなのが、見た目だけで終わっていないところです。ブラックフライデーのセールという題材を使いながら、消費することそのものを風刺するような世界が作られています。

赤も、文字も、写真も、動画も、書かれている内容も強い。

全部がブルータリズムです。

これだけ要素が多いのに、ひとつの方向を向いているから見ていて楽しい。次は何が出てくるのかと、どんどん先へ進みたくなります。

評価項目評価
ブルータリズム度★★★★★
暴力度★★★★★
世界観★★★★★
実験度★★★★★
好き度★★★★★

2. Curry Cafe

参考:https://curry.cafe/

最初に惹かれるのは、やっぱり色です。

強烈で、毒々しくて、インドらしい。画面を見た瞬間から色に殴られるような感覚があります。

改めて見ると「これは純粋なブルータリズムなのか?」と少し迷う部分もあります。

それでも、強烈なカラーやタイポグラフィ、一般的なWebサイトから外れた表現には、私がブルータリズムに感じている暴力性があります。

定義の境界にいるからこそ、考えるのも楽しいサイトです。

評価項目評価
ブルータリズム度★★★☆☆
暴力度★★★★★
世界観★★★★★
実験度★★★★☆
好き度★★★★★

実験的だから、触りたくなるブルータリズム

ブルータリズムの面白さは、見た目だけではありません。

クリックやスクロールといった普通の操作まで少し変になると、Webサイトを見ること自体が遊びになります。

3. Problem Studio

参考:https://www.problem.studio/

急に音が出る。文字は乱暴。それなのにブルーがかわいい。

攻撃的な表現とポップな印象が同居していて、ブルータリズムなのに妙な親しみがあります。

そして何より、スクロールしたくなります。

Webサイト側から無理にスクロールさせられているのではなく、「この先は何だろう」と自分から進みたくなる感覚です。

乱暴なのに楽しい。そのバランスが好きです。

評価項目評価
ブルータリズム度★★★★★
暴力度★★★★☆
世界観★★★★★
実験度★★★★★
好き度★★★★★

4. Take a Walk on the Wild Side

参考:https://takeawalkonthewildside.rietveldacademie.nl/

シンプルなのに、意味が分からない。そこが大好きです。

意味の分からない画像が置かれていて、クリックすると白い背景に削られるように文字が現れます。

説明なのか何なのか、それすら少し怪しい。

要素そのものは少なく、無駄な装飾が大量にあるわけでもありません。

なのに「これは必要なのか?」と思うものはちゃんと存在します。

ムダがない。そして、ムダがある。

理解の仕方まで見る側に委ねているような、実験的なブルータリズムです。

評価項目評価
ブルータリズム度★★★★★
暴力度★★★☆☆
世界観★★★★★
実験度★★★★★
好き度★★★★★

静かでかわいいブルータリズムもある

ブルータリズムというと、巨大な文字や原色、崩れたレイアウトのような激しい表現を想像しがちです。

でも、今回選んだ中にはほとんど暴れていないサイトもあります。それでも、ちゃんとブルータリズムを感じます。

5. PURHO

参考:https://www.purho.it/en/

こんなにかわいいブルータリズムもあります。

画面にあるのは、ほとんど文字だけ。

最初から大量の画像を見せるのではなく、見たいところへ自分で行きます。そして文字にホバーすると画像が現れます。

なんてかわいいのでしょう。

こちらを急かさず、必要以上に案内もしない。

**「見たかったら、自分で見にきて」**という距離感があります。

強烈な色や文字で殴ってこなくても成立する、静かでかわいいブルータリズムです。

評価項目評価
ブルータリズム度★★★★☆
暴力度★☆☆☆☆
世界観★★★★☆
実験度★★★★☆
好き度★★★★★

6. Namespace Studio

参考:https://namespace.studio/

驚くほど整ったブルータリズムです。

無駄がなく、むしろ見やすすぎるくらいです。

それでも一般的な「見やすいWebサイト」とは、どこか違います。

情報はきちんと置いてある。でも「ぜひ見てください」とは言ってきません。

「ここに置いておきます。見たかったらどうぞ」

そんな距離を感じます。

少し冷たい。でも、その冷たさがいい。

ブルータリズムは崩したり、色や文字を暴れさせたりしなくても成立するのだと感じさせてくれるサイトです。

評価項目評価
ブルータリズム度★★★★☆
暴力度★☆☆☆☆
世界観★★★★☆
実験度★★★☆☆
好き度★★★★★

【まとめ】ブルータリズムはひとつの形ではない

6つ並べてみると、同じブルータリズムでもまったく違います。

赤で殴ってくるサイトもあれば、意味が分からないサイトもある。音や文字で遊ぶものもあれば、驚くほど静かで整ったものもあります。

だから私は、「ブルータリズムとはこういう見た目」とひとつに決めてしまうのは少し違うと思っています。

共通して惹かれるのは、作り手が自分の世界を持っていること。

万人に好かれようとせず、「私はこれがいいと思うから、こうする」という姿勢が見えるサイトです。

毒々しくてもいい。かわいくてもいい。冷たくてもいい。

そして、ときには意味が分からなくてもいい。

これからもブルータリズム図書館では、そんなサイトを見つけて、集めて、考えていきます。

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